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山・ある記
雪の白と空の青~西穂高独標へ~
山小屋も営業終了し、登山者もめっきり減り、足跡のない登山道が、がらんとした風景です…
こんにちは、シーズン終わり間近で感傷的になっている登山部サクミンです!
先日、上高地で降った大雨は、2,000m以上の山々では雪だったようで、朝起きたら白銀の世界でした。
ヘルメットとアイゼンをひっつかみ、新雪積もる西穂高岳に登ってきました!
ルミエスタホテルの裏山であり、焼岳のお隣さんです。
奥穂高岳と西穂高をつなぐ稜線は、ジャンダルムなど難所がいくつも立ちはだかり、経験を積んだ登山者にのみ挑戦権が与えられます。
もちろんサクミンは(まだ)下から眺めるだけです…
西穂高には、人々が目指す目的地が4つほどあります。
①西穂高岳山荘(2,367m)
②西穂丸山(2,452m)
③西穂独標(2,701m)
④西穂高岳山頂(2,909m)
西穂高岳山荘までのルートは、新穂高ロープウェイの西穂高口駅から(約1時間)と、上高地の登山口から(約2時間)の二つがあります。
西穂高岳山荘越えたら、ルートは一つです。
西穂高丸山までは、無雪期(積雪が無い時期)ならスニーカーに街の装いで来れますし、
西穂高は、穂高連邦の中では一番アクセスが良い山と言えます。
丸山~独標は、最後岩場がありますが、無雪期なら初心者向けです。
独標を越えたら、スリル満点の岩稜歩きが始まります。
登山部先輩が去年夏に西穂高岳山頂まで行ったそうですが、「これ踏み外したら死ぬ」みたいな岩場を、よじよじ進む感じだそうです。
というのも、当初は西穂丸山までの予定でした。
積雪期の登山が初めてということもあり、西穂高岳山荘で味噌ラーメン食べて帰ろうと思っていたのですが、気づいたら独標までの道を歩いていました。
澄み渡る青空に突き抜ける新雪を纏った西穂を見ると、「あと少しだけ…」とはやる気持ちが抑えられなかったです。
しかし気軽に踏み込んではいけないのが、冬の山。
あまり衝動的な行動は危険なので、反省してます…
今まで、どうもありがとうございました!
サクミンはいつか奥穂高~西穂高の縦走に挑戦したいと思います!
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